空昌昭さんの講話

久しぶりに登山家、空さんの話でした。

今日はピッケルやロープ等実際に使った山の道具などをお持ちいただき、どんな時に使うか、使い方の方法等教えていただきました。特に今回の講話で興味深かったのは「ナイロンザイル切断事件」についての話です。切れるはずのないナイロンザイルがなぜ切れたのか? 井上靖さんの小説『氷壁』のモデルになった事件です。資料を交えながら、迫力のある内容でした。空さんはこの事件を、当事者と非常に近しいところで体験しており、本当に他では聴けない貴重なお話をしていただきました。本当にありがとうございました。

講話のあとは、ハーモニカでの演奏を聞かせてもらいました。春の小川、荒城の月等、お馴染みの曲でした。「ハーモニカは肺活量にとてもいい。健康のためにもなるので、皆さんも一緒にやりましょう」と優しい声を掛けてくれました。

本日はありがとうございました。またよろしくお願いします。