価値って!

絵画教室の島田先生に戦時中~戦後の事をお話しいただくようになって3度目になります。食糧難でカエルやネズミなどまで食べて飢えをしのいだこともあったとか(当時の先生は10歳くらいだったはず)そんな品物がない時代には、お金があっても品物は買う事が出来ず、物々交換で食べ物を手に入れたそうです。聞いていたもみの木の仲間達は闇米を運んだ時の事、さつま芋の粉が配給になったことなど、当時を次々と思い出し「今は幸せだね。たまに、こんな話を聞くと今こうやって生きていられることありがたいと感謝しなくちゃね」としみじみと言っていました。ものが豊富になった今、お金で何でも手に入れることができるようになり、価値感がお金優先になっているような気がしてならない。様々な活動の中で人と人の心がつながることで発生するパワーがどれほど凄いものかを知ると、価値に対しての優先順位が変りギスギスした人間関係をさわやかに修復できるのにな~と、島田先生の話を聞いて改めて思いました。