立松和平と足尾について

2か月に1度講演をお願いしている谷博之さんの今回の演題は「立松和平と足尾」についてでした。立松さんが5年余り宇都宮市職員を勤められた時期に、県職員だったことから出会い、親交があったという事です。谷さんのお話から、立松さんの人柄、生きざま、稀なる才能、こだわり、足尾への思いなどを伺う事が出来ました。立松さんのお父さんと同じ職場だったという沼尾さん、足尾に緑を育てる会に参加している富美江さん、早苗さん、備前立山に登山したことのある私、松木渓谷を見ている仲間達等、谷さんの話は興味深く、聞かせて貰いました。また61歳でお亡くなりになるまでに書かれた本は、なんと357冊! という事にも驚きです。谷さん達は宇都宮に立松和平記念館のようなものを作ろうとの活動もされておられるようです。子供たちに知ってもらい、そのことが刺激になり将来活躍する作家が生まれたらと結んでいました。毎回の事ですが、参加者たちは「素晴らしい話が聞けた。もっと多くの人たちに聞かせたいね」と…本当に多くの皆さんに聞いて欲しいと思います。