オアシス事業所交流作品展

日光市内には介護認定を受けていない元気な高齢者の支援活動をしているオアシス支援事業所が15ヶ所あります。杉並木ギャラリーで今回初めての合同作品展を開催しています(4月6日~10日まで)。もみの木の仲間たちはベコニアパーク花いちもんめさんでお世話になって作った春の花の寄せ植えを出展しました。今日の午後はもみの木が会場の当番だったので、全員でギャラリーに行きました。会場には布手芸、クラフトテープ編み、書道、染色、吊るしびな等、手の込んだ立派な作品が各施設ごとに飾られていました。「皆凄いね。もみの木でも、昔は細かい縫物の手芸もイッパイやったけど、目も見えなくなったし、手先も動かなくなったから私らはもうこういうのはできない。それより90歳を越えてワクワクしながら寄せ植えをやれることに感謝!自分で作った寄せ植えに名前と年齢を書いてあるから、90歳過ぎて、こんなことに取り組めることってすごいことだと観てくれる人達が気が付いたらいいね」と堂々と言うのです。そしてもみの木の仲間たちは、会場で日ごろの取組みで培った「踊り4曲」をオレンジ色のお揃いの法被を着て踊りました。もみの木が16年間の活動で作り上げた最高傑作は90歳を越えても的確な判断力と、何事にも胸を張って向かうことの出来る元気な高齢者たちであることに改めて気付きました。この作品は、今後も磨きをかけ益々質を高めていくに違いありません。