シベリア抑留の講話

谷博之さん(元法務副大臣)はシベリア抑留についての法案をまとめた経過があり、そのことについてのお話を聞かせいただきました。また地元にお住いの秋元正俊さん(97歳)は4年間シベリアに抑留されており、その体験談を聞かせて下さいました。谷さんからは、人数、年代、就役の事、収容所等データを基にした話を、秋元さんからは実際に体験した苦労話(4年間米粒一つ食べられなかった等食物の苦労、厳寒の地での労務の苦労、死と隣り合わせの日々の事等)を伺いました。もみの木の仲間達には夫が、兄弟が、親戚が、などと身近な人達がシベリアに抑留をされていた人もいて、大きく頷きながら、涙を浮かべながら、お二人の話を真剣に聞いていました。国レベルの話と体験者の話が一緒に聞けるというこんな場面は、とても貴重な事と感激です。戦争の悲惨さを改めて心に刻み、二度と戦争が起こらないよう、皆が力を合わせなければと強く思いました。