知人との会話で

定期検診で病院に行った際に久々に2人の友人に会いました。1人は高校の同級生のYさん、もう一人は20年も前に習っていた社交ダンスの仲間のTさんです。Yさんは「演歌のレッスンを受けており、施設への慰問活動をやっているので声をかけてくれればもみの木にも」と言ってくださいました。Tさんは「夫を亡くして2年ほどになる。地域の仲間で高齢者のサロンみたいなものがあったらいいねと月に2回ペースで集いの場の活動を始めて1年になる。立ち上げた仲間は毎回集まるが、喜んでくれると思う年代人達(高齢者)の誘い込みが上手くいかない。自分が70歳を越えるとこのまま年をとってしまうことがとても不安。良い仲間がいて、毎日張りのある日々を送るために何かやらなくては認知症にでも、鬱病にでもなってしまうと皆が考えてるよね」と真剣に話していました。もみの木の事「凄いよね。色々見せて貰ったり、教えて貰ったりしたい」とおっしゃり、近々遊びに来てくれることになりました。もみの木のような元気高齢者支援活動拠点が、たくさん立ち上がる事が、これから益々進んでいく高齢社会活性の一番の起爆剤になると確信しているので、私にできる事であれば、惜しみなく協力したいと思っています。高齢期をどう生きたいのか、そのためにどんな環境を整備しなくてはならないか自分の事として真剣に考えている人が増えている事、その人達が「何か行動をしなくては」と気付いている事を

、2人に知人との会話を通し実感しました。

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コメント: 2
  • #1

    niko(公子) (木曜日, 25 2月 2016 23:34)

    本当にその通りだと思います。身近なところでは、自治会の公民館などで、地域の方々が集まれるサロンをはじまれればいいのですが・・・。なかなか最初の一歩が踏み出せません。また先日の高齢者施設での連続殺人事件、大変悲惨な事件でした。そういう施設の方々のストレスが大きいという現実が浮き彫りにされました。その時もみの木の皆さんの活動を思いました。素晴らしい慰問活動、それも高齢者の皆さんが出かけている、そういう活動が増えれば職員の負担もストレスも軽減するのではないか、入居者の高齢者の皆さんも嬉しいことはもちろんです。悲惨な事故を少なくできる要因の一つではないかと思います。元気な高齢者の皆さんが、施設に入っている方の話し相手になるだけでも、入居者の皆さんはもちろん職員の方々も助かると思います。そんな話をしている私に、「それはいいことだ!俺は話し合い手はできないけど、一緒にテレビを見ることぐらいはできるな。」無口な主人の一言に、私が退職したら出来るかもしれないと、ひそかにガッツポーズでした。

  • #2

    高橋 (金曜日, 26 2月 2016 23:11)

    年齢で高齢者と括られることが多いようですが、1人ひとり個性があり能力もそれぞれ違うことを理解して支援するために、もみの木のようなところが必要と考えます。入口が幾つもあることでどんな人たちも入りやすくなるのでは…指導者として、利用者として、スタッフとして、ボランティアとして自分に合った入口から入り、中に入ったら皆がお互いを感謝し、褒め合い、助け合い、心が1つなり関わる人すべてが、より質の高い生き方を追求することが理想化と考えます。また、最近もみの木から慰問に行くだけでなく、2か所のグループホームの皆さんが、スタッフさんと一緒にもみの木のイベント等に参加をしてくれます。もみの木は利用者の皆さんまでが、笑いや、元気を多くの人達に分けてやれるパワーを持っている証拠ですよね!
    とにかく、高齢社会は皆が力を、心を寄せ合うことが何よりも価値のあることと信じています!無口なご主人と言いますが、だからこそ、ご主人にしかできないこともイッパイ、イッパイありますよ~ね!