エト子さんが先生で紙人形つくり

英会話の美由起先生が風邪でお休みでした。子供のころのことを偲んでみようと話し始まったところ、エトコさん(90歳)が「よく紙人形を作って遊んだ。今でも作り方を覚えている」というのです。みんなで教えてもらうことになりました。きれいな千代紙で折った着物に顔を描いた頭を差し込んで出来上がるのですが、着物を何枚か作っておいて頭を差し替えて着せ替えもやって楽しんだということです。「今はこんなことやって遊ぶ子はいないよね。こんなに楽しいのにね」とみんなとても夢中になって作りました。「孫が来た時に、一緒にやってみる」とスタッフの陽子さん。「本を読む時栞として使う」「ひ孫にプレゼントする」などみんな大事に持ち帰りました。エト子先生今日はありがとうございました。そして、もみの木の仲間たちの計り知れない潜在能力を誇らしく思うと同時に、”その能力を引き出して、生かすこと”をやるのが私たちの大事な役目なのだとも思いました。

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コメント: 2
  • #1

    niko(公子) (水曜日, 07 10月 2015 21:18)

    紙人形、とっても素敵!子供たちも作りたがること間違いなしです。エト子先生をはじめ、もみの木にはいろんな先生が潜んでいるに違いありません。だって人生経験が豊富な素敵なおばあちゃんたちが集まっているのだもの。それを引き出してくださるのがもみの木の凄いところです。もみの木でなら皆さん惜しげもなく自由に個性を発揮できる、昔に戻ったかのように。今日の様子を見て、私の母もお仲間になって、いつも一人で作っている手作りの小物をみんなで作ってみれば、何倍も楽しいのに…と思いました。飾り物とかいろんなものを作って人に差し上げるのが大好きな母です。いつもながら、とっても素敵な一日でしたね、お土産を持って帰った皆さんの笑顔を想像して、思わず微笑んでしまった私です。今日も幸せをありがとうございます。

  • #2

    高橋 (水曜日, 07 10月 2015 23:20)

    ありがとうございます。元気な高齢者の皆さんは本当にすごいです。
    小、中、高学校は知らないことを学ぶためのところですが、元気な高齢者の皆さんには
    自分の生きて来たことが生かせる学校のようなものが必要なのではないかと思っています。最後の時まで自分のできる事で人を喜ばせたり、さらなる磨きをかけ続ける、そんな(老学校)があったらみんなきっとピカピカに老いて、役立つ人間で生きられるのかなと思っています。引き出そうとする環境があれば皆みんな、素敵な能力を持て居る人ばかりですよね!公子さんのお母様も、仲間になっていただけると嬉しいです。
    よろしくお伝えください。