地域で頼られる高齢者に!

高齢者には「支えてやらねば」「守ってやらねば」と弱者としての立場に置いた見方での対応が優しい扱いと一般的には思われています。が、もみの木では地域社会の役に立つ生き方をしようと、他施設への慰問、地域イベントへの参加など積極的に外に出ることをやってきました。また朝の茶のみ話は、できるだけテレビ、新聞の記事やニュースなどをテーマに皆が意見を言えるようにしています。結果、多くの情報を持ち、どんな事にも関心をもち、他人との交流も大好きで、どうしたら人を喜ばせられるかをいつも思う人ばかりになりました。これだけでも、一人ひとりはみんな小さな力しかないかもしれないけど、力を寄せ合うことで生きることが楽しい皆になれたと、活動の成果を充分感じていました。このところ、私たちの活動を評価し、気に掛け下さり、賑わい作りに力を貸してくれ

とのオファーがあるようになったのです。例えば「お祭りに何をやっていいか思いつかないので、もみの木の皆さんで何かをやって」といったものです。うれしい! 高齢者が増えていく中で、皆が役に立つ生き方が出来る世の中になったら…素敵ですよね。頼られたらもっともっと大きな力が湧いてくるのです。だから、もみの木の活動を知ってもらい広めていかねばならないと真剣に思うのです。

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コメント: 2
  • #1

    niko (木曜日, 09 7月 2015 23:39)

    オアシス支援事業として元気な高齢者を支援する施設・・・が広報で紹介されていました。その中にもみの木の名前もありました。でも特に最近のもみの木は、高齢者だけでなく、社会人として人として長年その役目を果たし、やっと自分の自由な時間が持てた人たちの大切な時間をさらに心豊かにしてくれる居場所でもあると思います。今まで培った素晴らしい人間性や技術、知恵などがどんどん集まって、惜しみなくそれを分かち合い、みんなで楽しもうというのです。みんなを楽しませることが嬉しいのです。今日何しようかなと時間をもて余したり、誰とも話をしないで一日を過ごしている方、これからどう生きていこうかと悩んでいる方、このままではぼけてしまいそうと悩む方が意外に多いのではないかと思います。もみの木に行けばあの理事長がいる笑顔の素敵なあのスタッフに会える、みんなでランチが食べられる、歌を歌ったりお習字をしたり何もしなくてもみんなのするのを見ているだけで楽しい、素敵な居場所になっているのではないでしょうか。これからますますそういう方が増える昨今、多くの方がもみの木の活動を知り、多くの方が足を運んで、楽しむのもいい、誰かの役に立つのもいい、何かを達成するのもいい、とにかく一人じゃないことが特にいい。そして誰かを喜ばせることが出来たなら、街のにぎわいを演出できたなら、いつまでも社会人の一員として活動が出来たなら本当に最高に幸せだと思います。私もなかなかお伺いできず本当に残念です。でも辛いこと悲しいことがあったら飛んで行ってしますかもしれません。だってもみの木に行けば、温かく迎えてくれる人がいるからです。いつもありがとうございます。

  • #2

    高橋 (土曜日, 11 7月 2015 20:41)

    いつも、暖かい思いやりと、ご支援有難うございます。
    誰もが経験したことの無い超高齢社会が目の前に来ているのですから、増えていく高齢者1人、一人がどうするのがいいか、自分のこととして真剣に考えなくてはならない大事な時期が今と思います。
    どんなに高齢になっても、皆が自分らしく輝きながら生きることで地域は活気付くはず、そしてそれは何よりも認めてくれる仲間が居て出来ることかと思います。
    もみの木が15年かけて築いてきたものは、みんなの思いの結晶の積み重ねだから本物で価値のあるものと確信しています。良き理解者の居ることに本当に感謝です。