支えることではなく、大事に思うこと

昨日、3月26日は実家の父の92歳の誕生日でした。

姉を誘い3人で、食事をしました。

「元気で長生きして、コロッと逝ってね」と言うと「92歳にもなったなんて思わない。アッという間に月日が経ってしまった。こんな調子だと100歳まで生きることだってわけない分けないような気がする」とサラリと笑顔で言い切りました。

そうか!年を重ねるということはアッという間のことで、気持ち的に老いることを自覚することなんか無いまま月日は過ぎていくのだな~と父の言葉で気づきました。

だから、年寄り扱いなんかされたくないのだとも思いました。

でも、「お父ちゃんの誕生日、忘れていないからね」の言葉は嬉しかったらしく、いつに無く上機嫌の父でした。支えてもらうのではなく、自分を大事に思っている人のいることが嬉しかったのでしょうね。

今日は、父の姿からもみの木の活動の根底の置かねばならない大事なことを学びました。