認知症

最近認知症がメディアで多く取り上げられています。

運動、学習、コミュニケーションが認知症の予防、症状を進行させないことに役立つと言う内容で報道されています。開所した15年前からもみの木では多くの指導者の方々に関わっていただきそれらのこと実践してきました。

日々の活動を通して、利用高齢者の皆さんの生き方の質が向上していく様を目の当たりにして、これこそ超高齢社会にもっとも必要な取組みであることを修得したのです。

そして今、もみの木では予防ためとか、進行を遅らせるためという現状維持が目的ではない次のステップがあることに気づきました。

1人、1人の持つ能力を、他人のために、地域社会のために生かすという力強いステップを踏み始めているのです。そのことがみんなの生きる自信となって、毎日飛びっきりの笑顔を振りまいていられるのです。認知症…高齢になれば誰だって心配だけれど、自分のことだけ大事に思わないで、「誰かのために」と発想を変えるだけでも晴れ晴れした気持になれるのも、事実と思います。