踊りは脳に効く

「皆で踊ろう」の取り組みは日本舞踊西篠流家元、西篠輝哉先生にご指導いただいています。今日はタンバリンを持って民謡「しげさ節」を踊りました。先生は楽しく踊れるよう色々工夫をして振付て教えてくださいます。レパートリーはすでに20曲を超えました。しばらく踊らないでいるとすっかり忘れてしまっていて、曲が流れても踊れなかったりしています。が曲を聞き、思い出しながら体を動かし、皆とあわせて踊る事はどれほど脳に効くことかといつも思っています。又、踊ることは自分が楽しむだけでなく、見る人をも楽しませる不思議な力を持っていることも、他施設への慰問活動を通して感じています。90歳を超えた利用者の皆さんも「難しい、何回もやらないと出来ない」と言いながら真剣に練習しています。高齢の皆さんのそんな姿を見ることが出来るのも、西篠先生のおかげです。「どうせ年寄りだから…」などという風潮はもみの木には通用しない環境は、関わってくださる先生方の熱意と心のこもったご指導があってこそ出来たものと心から感謝です。