谷博之さんの講話

元法務副大臣の谷博之さんにおいでいただき、貴重な体験談を聞かせていただきました。皇居で天皇陛下より任命をされたときのこと、国会で使われる短縮された用語、副大臣としての役目、刑務所のこと、受刑者のことなど私たちには全く触れる機会のなかった場面をわかりやすく話してくださいました。受講者20名(90歳を超える人もいました)は1時間余り、しっかりと耳を傾けていました。終了後に参加者が一人ずつ、感想を伝えました。その言葉の中に、話しを聴く中でよみがえる自分達の経験を交え、話を聴けたことの感動と感謝が充分感じ取れました。谷さんの話は聞く人皆の心に響いたと実感しました。高齢者だから、関心がないだろう、理解できないだろうでは無く、人として進化するため多くのものを提案し、体験し、それぞれが自分らしい、収穫ができるようめざしていけるもみの木でありたいと強く思いました。それは多くの理解者、協力者、指導者、仲間等の支援があってこそ叶う思いだと心底感じています。