「鉱毒悲歌」上映会

足尾鉱毒問題を取り上げたドキュメント映画を谷博之さん(元法務副大臣)が中心となり1時間43分映像にまとめたものの上映会を行いました。40年もの長い年月を経てまとめられたモノクロの映像、私たちが今まで知ることのなかった鉱毒の怖さと、そのために悲しい思いをした多くの人達の苦労がギッシリと詰まっており、想像を絶するものでした。59名の皆さんにお出でいただき鉱毒の怖さと今なお解決されない問題等に触れ、公害に対する認識を高める機会になったのではないかと思います。足尾出身の人も居られ、貴重な映像に感動をされていました。これからも、もみの木では大事なもの、忘れてならないもの、今やらねばならないことなどの気づきのきっかけとなるような取組みにも力を注ぎたいと思います。年月を掛け、私財を投入されての制作に当たられた谷さん、お仲間の皆さんの熱意と努力に敬意を表します。

(もみの木ではこの上映会が始めての映画会でした。映像が見える暗さにすることは以外に大変な作業でした。がスタッフの正俊さん、昌子ちゃんの工夫とご苦労で何とか…。

これでまた、「映画会も出来る」という活動の自信になりました)