すごい!大感動です!

「腰が曲がちゃってるから、休みながらじゃないと歩けない」というアヤさんに「これに摑まって歩いたほうがらくなんじゃないの」とシルバーカーを進めるエト子さん。テーブルの周りをぐるぐると歩行訓練(?)をするアヤさんは「これは楽だね。これなら背中伸ばして歩けるよ。今まで下ばかり向いていて見えなかった景色も見えて、とても気分がいい」と大喜び。周りに居たみんなも「もっと早く気がついてやればよかったね。アヤさん良かったね」と拍手をして大喜び。

スタッフの私達が気が付かない所に、気配りが出来るもみの木の利用者達です。

「私達が気が付かなくちゃならないのにぼんやりスタッフでしょうがないね」と言うと、「同じような年だから、自分で体験してるから、気が付くんだよ」と即答です。元気な高齢者だからこそ、私達の見落としている部分をフォローしてくれたり、日々の暮らしの中で感じている、不便さ、不自由さを通して、これから必要な支援の仕方について焦点の合った見方が出来るのだなと思いました。

もみの木のこんな出来事の中から得る感動を、これからさらに進んでいく高齢社会に役立てられるよう提案をしていくことも私達の大事な使命と強く思いました。

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コメント: 1
  • #1

    福田悦子 (月曜日, 27 10月 2014 11:37)

    もみの木は、みーんなが優しい所ですね。優しさが優しさを2倍にも3倍にもするんですよね!
     のり子さん、がんばりましょうー!