鹿沼市の竜巻被害・まさか姉の家が!

人生に何が起こるか、まさかのマサカ…

10日に鹿沼市を襲った竜巻で姉の家の二階の屋根が飛ばされました。幸い姉夫婦は無事でしたが、現場を見たら無事でいられ事そのこと事態が奇跡で、命があっただけで感謝しなければと思うだけでした。とはいえすっかりなくなってしまった2階の部分の屋根、部屋中にガラスが飛び散り枠だけになってしまったサッシ戸、大雨にたたかれ水浸しになった畳、家具、夜具、衣類など、想像を絶する光景に唖然としてしまいました。

次々とやってくる報道陣に対応する姉夫婦の対応を見守りながら、今まではテレビに映し出される災害現場など気の毒だとは思いながらも、こんな場面は自分の身近に起こるとは夢にも思ったことがなく、現実に起こっていることと信じられない気持ちでした。が起こってしまったのです。

傍目には「2階の屋根が飛ばされただけ」かもしれませんが、まともに大雨にたたかれ、濡れた箪笥の中に入っていたものは全部シミだらけ、ガラスの破片の飛び散った部屋は、危険で靴を履いたままで歩くしかありません。勿論、畳の上をです。

姉が丁寧に手入れをしてぴかぴかに磨いていた板の間もジャリジャリの土足で歩くしかありません。家中の天井板には吹き込んで溜まった雨水がところかまわず雫を落としていました。

今日で被災から丸4日がたちました。吹き飛んだ屋根には消防隊員の皆さんにブルーシートを架けてもらい雨はしのげるようになりました。

また、昨日からボランティアの方々などの支援をいただき、壊れたものや使えなくなったものの片付けをして、とりあえず生活を出来る状態になりました。

今日夕方、ボランティアの皆さんが「帰りますが何かお手伝いが出来れば、やりますよ」と声をかけてくださり「私は千葉県から来ているのですが、被災地の皆さんは自分達のことで精一杯ですから、地元には関係のない立場の私達がお手伝いするんです」と疲れた様子も見せず話す笑顔に、胸が熱くなりました。

また、報道陣の方の中にも、いろいろと気遣ってくださる方、取材することを同じような災害が起きたとき、役に立つような記事として取り上げたいなど、力付て下さる方もあったと姉より聞き及んでいます。

とにかく、異常気象、今までなかったような災害がいつ自分に振りかかってくるかわかりません。人事とは思わず、「起こったら」どうするか、出来たらボランティア活動も進んで参加することなど、心に留めましょう。

もみの木の活動には直接関係のないことでしたが…。