NHKクローズアップ現代見ました。

「地域の力で笑顔の老後・介護からの卒業式」というタイトルで和光市・伊賀市などの取り組が紹介されました。マネージメントやリーダーシップなど自治体が主体となって育てているその実態を見てとてもうらやましく思いました。

もみの木では今日の報道にあったようなこと、例えば目的を持つこと、能力を活かす仕掛けをし生きる自信とつけるような段階の取り組みは開所ををした14年前から行っています。長年の活動の中でやらなければならないもっと大事なことに気付きました。元気な高齢者の方はいくつになっても学びたいし、人のことを喜ばせる側で生きたいと願っているということです。今90歳を超えた人達が、ハンドベルや、ハーモニカやピアニカ、大正琴、踊り(座ったままで)カラオケなど指導者の下で学び、出来るようになったことを特養ホーム、保育園、特別支援学校、イベント等で披露し喜ばれています。特にハンドベルの演奏者の平均年齢は86歳です。

高齢対策事業として活かしたいと、何年も訴え続けてきている来ているのに高齢者福祉の担当窓口では聞く耳を持ってくれません。進む高齢社会に「待った」はかかりません。

高齢者が増えても、活気にあふれる地域づくりのため、一日も早く私達の気付いたものを活用できる体制が構築されることを願ってやみません。