久しぶりに幼馴染の友達に電話しました。第一声が「この頃もみの木のやっていることがどんなに凄いことかよく分かるようになった。」でした。
ご主人が初期の認知症でしゃべらなくなり、笑わなくなったというのです。
介護認定をされてディサービスとか施設を利用するようになると認知症の症状がどんどん進んでしまうというケースを聞くことも多く、どうしたらいいものかと悩んでいるとのことです。
彼女はもみの木に来たこともあり、もみの木の様子などをある程度分かっているので「取りあえずトイレとか食事は自分で出来るからもみの木みたいなところが近くにあったらどんなにいいかと毎日思っている」というのです。
そういえば、来始まったころは、一日中バックを持ったままだったアヤさん、この頃はすっかり皆と解け合い、どんな事にも積極的に取り組んでいます。
ただ、毎日帰りには「今日は楽しかった、今日何やったんだっけ」とやったことはすっかり忘れてしまってはいますが、笑うようになったし、大きな声で歌も歌うようになったし、おしゃべりの仲間にもはいっているし…他の利用者の皆さんと同じ一日を過ごしています。
軽度の認知ならもみの木のような所で脳や体を刺激することのほうがきっと効果的なはず、もみの木のような活動拠点が沢山できて、広がっていったらいいなーと思いました。そして、私は「14年間近く元気な高齢者の支援活動一筋に取り組んでいるのだから、この道ではきっと日本一のプロだと思っている」なんて自慢をしてしまいました。
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