質を高めて、広がる福祉の輪

今日は毎月慰問にうかがっているグループホームかわせみに利用者、スタッフ等12名で出かけました。

そのうちの1人は「踊ってエクササイズ」の指導者の西篠輝哉先生です。

先生は日本舞踊「西篠流」の家元で支度をして人前で踊ることなど滅多にないのです。 が3月1日のマジック・舞踊ショーの時にかわせみの皆さんも参加してくださり、西篠先生に「来て踊ってください」と言われたそうです。

「頼まれたから」と先生は紋付・袴の正装で「親子坂」と「助六」を踊ってくださいました。こんな場面でも手を抜くようなことなく素晴らしい舞を披露してくださる先生のボランティア精神に心から敬意を表します。

また、もみの木の活動への理解が少しずつだけれども得られるようになり、協力のおかげで質の高いものとなって、福祉の輪が着実に広がっていることを実感でき胸が熱くなりました。

今日も、かわせみの皆さんは目を潤ませて「また来てね」と何度も、何度も繰り返していました。