高齢者福祉は仕掛けが肝心

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年頭にあたり、これから益々進んでいく高齢社会に必要なことをあれこれ思いめぐらし、試行錯誤をしながら積み上げて来たものを地域社会に生かしていかねばと「使命感」を新たにしています。

 

1、増えていく高齢者に公けで生きることを仕掛ける事業こそ大事

 自分のことだけを思っていると進歩はないが公のこと、仲間のこと、地域社会のこと、日本のこれから、世界の今後とかを考えることで、目先のことだけで生きることとは違い希望や夢が広がる。

人生これでいいと思ったら終点では?と思うのに年金、健康、家族、心配事がないだからこれでいいと、安心しているのが(落とし穴)では!

2、目的を持って日々励む生き方

努力をする前向きな生き方を、意識させる。

税金なども後ろ向き(介護、健康保険、)のお金ではなく、前向な(将来必要な、末広がりに活動する意識等)役に様に使う。

3、介護認定の仕方への疑問

要支援1.2要介護 1.2程度の人を何日か体験的に集団で過ごさせることで、書類審査を主にした現行制度から、確かに介護認定が必要か否かを実態を知った上で見極める様見直しの必要性。

また、現行の介護保険法では、認定をされた人とされない元気な高齢者を一緒に支援することは認められていないが、実践している中で感じているのは、10人の元気な高齢者の中に2.3人の要支援1.2要介護 1.2程度の人がいても、元気な人たちと同じことができるということだ。通常の生活が可能になる。

4、齢者1人ひとりの、能力を生かし他人をサポートする側で生きる仕掛け。

 たとえば、舞台でショーを演じる人と、それを見て楽しむ人がいて、見る側の人

はそのときだけ楽しむかもしれないけれど、演じる側の人はその日のために、日々練習をつみ、努力をしレベルアップする。なら、1人でも多くの人を舞台に引き上げる仕掛けをすればいい。

5、孤独~うつ病~認知症と進むことが多いという。

一人でいるのを放っておくと人は正常でなくなり病魔に襲われるともある。

笑うこと、しゃべること、気遣うことなど仲間がいることの重要性。

 もみの木の活動では、学び、習ってできるようになったことを、慰問活動、地域イベント出演等に出演し、笑いや元気を発信し、90歳を超えた人たちまでが、公けに生き、まさに生きる自信を持ち楽しんでいる。

このことを多くの人に知って欲しい。

高齢者が若者の負担になるのではなく、生きる目標になれるよう仕掛けていくのはまさに「今でしょ!」