平均年齢85歳のハンドベル奏者たち

20日はさくら苑に慰問にいきました。
さくら苑の皆さんは私たちが行くのをとても楽しみに待っていてくれます。

今回はクリスマス時期ということでお揃いのサンタの衣装をつけてでかけました。

なんといっても今日一番の自慢の出し物はキノイさん(91歳)エト子さん(89歳)リンさん(87歳)等平均年齢85歳の演奏者たちによる「きよしこの夜」「ジングルベル」のハンドベル演奏でした。護さんのハーモニカの伴奏とぴったり合ってとても上手にでき、大きな拍手をいただきました。(90歳を過ぎても積極的にどんなことにも挑戦をする姿を見ていると、目的を持つことが若さを保ち、仲間がお互い刺激になり、学ぶ力を沸かせているのだとしみじみと思います)

また今回は14日が赤穂浪士の討ち入りということで旬の出し物「俵星玄蕃」を栄さん(72歳)に歌ってもらいました。浪曲入りのこの曲は約8分もかかる長い物ですが、栄さんは歌詞も持たず、最後まで歌い上げ、これまた拍手喝采でした。

聞く人も楽しいけれど、上手な人は歌って皆を喜ばせたらそれも幸せなこと。高齢社会って「持てる能力を人のために役立て、そのことで自分も光る」そんな仕掛けをしていくことが元気な地域づくりにとても必要なことと強く実感しました。

圧巻の「俵星玄蕃」
圧巻の「俵星玄蕃」